
感動の再会なんだろう、きっと
帰国を楽しみにしていた長男は(もちろん私たち家族も!)、長時間のフライトに若干の疲れはあったものの、帰ってきた安心感からかほっとした様子。
おかえり!みんなみんな待ってたよ!
でもね、Whats App で連絡できてたし、ホストマザーともしょっちゅうWhats App でやりとりしていたから、あんまりさみしくなかったのよね、実は。
やっと帰ってきた懐かしい1年ぶりの日本。
耳に入ってくる言葉が日本語だけ。
と思って帰ってきた日本でしたが、帰ってきても家にはしっかりロシアがありました。
生で聞くロシア語での会話
そう。
うちにはロシア人のレーナが長男より一足早く日本に来ていました。
ロシアの高校は6月から9月までの3ヶ月間が夏休みです。
彼女は、両親を説得して今回はプライベートで遊びに来たのでした。
レーナは、昨年秋に留学生としてうちにホームステイしていた17歳の女子高生。
日本が好きでサンクトペテルブルグでは語学学校で日本語を習っていたので、普段の会話はほぼ日本語で大丈夫です。
昨年レーナが留学生としてうちに来た時、長男はすでにロシアへ行っていたので二人は初対面。
同じ年のかわいいロシア人の女の子が家にいるなんて、長男照れるかな?
レーナと次男はお互い遠慮のない姉弟のような関係です。
レーナは次男を子ども扱いし、(いい意味で)雑に扱います。
でもレーナ、長男にはちょっと態度も話し方も違うような、「女の子」になってますね。
中高生の男子がいる家にかわいいロシア人の女の子がひとりで来るなんて、レーナのお母さん、心配はなかったのかな?
うちの息子たちとかわいいロシア人の女の子。
今まで、考えもしなかった状況。
でも、長男が言うにはロシアではまわりは(あたりまえだけど)ロシア人だらけで、学校に外国人は自分しかいなかった。
そんな状況だったから、ロシア人の女の子が一人家にいたってなんてことないと。
つまりロシア人女子高生には慣れていると。
ほー、そうなんだ。すごいね。
レーナには、長男にはロシア語、次男には英語で話しかけてって言ってたけど、レーナがふつうに日本語話せるから、なかなかロシア語で話そうとはならないみたい。
でも、たまにレーナがロシア語で話しかけて、ふたりで笑ったりしてるけど、そういうの見れて、聞けて、ほんとうれしい。
レーナは私たちが話しかけると、内容はほとんどわかるけど、家族が日本語でふつうに話している方言交じりの会話は早くて聞き取れないところが多いよう。
長男もロシアで日常会話はほぼ聞き取れていたけど、早口だと聞き取れないし、書くことはむずかしいらしい。
私は長男がロシアから帰ってきたら、1年近くもいたんだから、ロシア語ペラペラをなんとなく想像していたのです。
でも、AFSの高校生の留学は語学留学ではない、現地の高校生と同じ生活をすることが目的だったこと思い出しました。
1年近くも家族と離れ、想像すらむずかしかった環境で生活することは、そうそう簡単ではなかったでしょう。
英語が話せるホストブラザーがいてくれてよかったけど、そうじゃなかったら、初めのころは誰とも意思疎通ができず、きつい思いをしたんじゃないでしょうか。
帰国して
帰国したとき、休学していた高校は夏休み。
学校生活にはすんなりと戻れるんだろうか?
日本の生活に戻るのに、すこしは時間がかかるでだろうな・・・
すこし心配でした。
でも、ちょうどレーナがいてくれてよかった。
ロシアを少し感じながら、少しずつきりかえて、長男もきっと日本の生活に戻れるでしょう。
Whats Appだけではわからなかったことも、これから少しずつ話してくれるとうれしいな。
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