TELハラで仕事を辞めたいと思っている方に、電話応対が好きになる4つの対策を考えました。
4月に入り、「TELハラ」というまた新しいハラスメント行為が注目を浴びています。
TELハラとは、新人に電話応対をさせることのようですが、なぜこんなに注目を浴びているのでしょうか?
この記事では、TELハラを受けて辞めたいと感じている人の考え方や行っていると思われている側の考えと、電話応対が好きになる対策を考えてみました。
目次
TELハラで仕事を辞めたいと思う理由は?
注目を浴びているTELハラとは、電話をかけさせることではなく、電話を受けることに不快な感情を抱いて発生した言葉のようですね。
本日4/6放送「『電話対応は新入社員の仕事』は”TELハラ”、に賛否」電話を受けた際にストレスを感じる人が66.3%に達しているそうです。
社会人第一歩として、電話応対マナーの習得は必須かなと思うのですが、皆さんはどうお考えでしょうか?#新入社員の皆さん#頑張ってくださいね pic.twitter.com/0q5JORaWks— 羽鳥慎一モーニングショー (@morningshow_tv) April 6, 2021
ハラスメントとは、「相手が不快な感情を抱けばハラスメントとなる」ということです。
新人が電話応対すること自体を不快だと感じ、それを指示する上司や先輩によるハラスメントだと感じているということでしょう。
TELハラで仕事を辞めたいと思う新人の考え
家で固定電話を使う機会がない世代にとって、電話応対がツライと感じる人は多いようです。
公衆電話の使い方すら知らない、使ったことのない世代なのでそう感じるのかもしれません。

相手の名前や会社名も聞き取れないし、聞き間違ってしまう。
何回も聞き返す新人に電話とらせて、相手に失礼じゃないんだろうか?

電話をつなぐ相手の名前も覚えてないし...
保留で間違って切ってしまったり、転送できなくて切れてしまったり...
新しい環境で聞きなれない言葉にとまどってしまうのは、しかたありません。
でも大丈夫、最初からうまくできる人なんていませんよ。
では、TELハラなんて何言ってんだ!社会人として考えが甘い!という人たちは、どう考えてるのでしょうか?
TELハラで仕事を辞めたいなんて甘いと思っている人の考え
とりあえず、自分が新人だったころのことは忘れての意見だと思います。

まだ仕事できないんだから、電話くらいとってほしい。
それくらいできるだろう?

電話はどんどんとらないと、慣れないよ。
4月は新人がはいってくるのはもちろん、転勤や配置替えで新しい部署にきた先輩や上司もいます。
そのせいで、実は彼らにもあまり余裕がないんですよ。
せっかく入った会社、電話がいやで辞めたくなったらもったいないですね。
新人がすぐに辞めてしまったら、上司の評価にもかかわってくるし、企業としても大きな損失です。
新人が電話をとるのが当然だとしたら、はじめに社会人としての電話応対やマナーの研修もして欲しいと思いますよね。
TELハラで仕事を辞めたい新人が電話応対が好きになる4つの対策
自分はTELハラを受けてると思っている人は、そんな言葉は1か月後には忘れていますよ。
電話応対が得意になるといいことだらけです。
まず、次にあげる3点だけを意識してみてください。
- さいしょに、保留や転送の仕方をおぼえる。
- 目に入るところにメモと座席表などの組織図を置いておく。
- 先輩の電話応対を聞く。
かんたんですが、これだけを意識していれば電話をとるのがぐんと楽になります。
聞き間違いをして先輩や上司に迷惑をかけないだろうかと思うのなら、心配はいりません。
連想ゲーム的に、案外と伝わります。
それに、取り次ぎさえすれば、聞き間違いで取り返しのつかないことになるなんて、そうそうありません。
わからないことは、保留してすぐに聞けばいいんです。
(聞く時のコツは、毎回同じ人に聞かないことです。そうすれば、この新人何回も聞いてくるなって思われません。)
あと1つは、電話応対などのビジネスマナーを自分で勉強することです。
用意ができていれば、電話も余裕でとれるようになってネガティブな感情もなくなります。
無料で簡単に勉強できるのは、人材派遣会社などのサイトです。
登録すれば、実際に仕事はしなくてもe-ラーニングやオンラインセミナーを無料で受けることができます。
人材派遣会社などのサイトは仕事を探すのではなく、自分のスキルアップにも使えますよ。
TELハラで仕事を辞めたいと思った時の対策のまとめ
新人のあなたが電話をとってくれるだけで、先輩は時間に余裕ができて指導に回せる時間もできます。
あなた自身は、取引先やお客様を覚えることにもなりますが、逆に相手にも覚えていただけます。
- さいしょに、保留や転送の仕方をおぼえる。
- 目に入るところにメモと座席表などの組織図を置いておく。
- 先輩の電話応対を聞く。
- 電話応対などのビジネスマナーを自分で勉強する。
この4つは、かんたんでかなり効果があります。
TELハラなんて言葉、そのうち頭からなくなりますよ。
今日もどんどん電話とりましょう!