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飛行機の乗継ぎ時間がない!国際線で予定の便に乗れなかった時の対処法

 

国際線の乗り継ぎの時間がない!?

シンガポール・チャンギ国際空港で、乗り継ぎカウンターの前に長蛇の列!大渋滞!?

そして、まさかの乗り継ぎができなくて予定の飛行機の乗れないという、そんなとんでもない事になってしまいました。

こんなことってなかなかないと思います。

この際、せっかくなのでそんな時の対処法、次回は気をつけようと思ったことを忘れないように書いておきます。

 

国際線の乗り継ぎができなかった時の対処法

 

 

乗り継ぎができなくて、予定の飛行機に乗れなかった時の対処法は、『とにかく事情を話して便を振り替えてもらう』です。

二度と同じ失敗をしないように、その時の状況や、なぜ振り替えてもらえたかなどをくわしく書いておきます。

その日は福岡からマレーシアのクアラルンプールまで行く予定でした。

福岡ー羽田、成田ーシンガポールはJAL、シンガポールークアラルンプールはマレーシアエアラインという旅程です。

なぜこんなふうなチケットの取り方をしたかというと、JALの特典航空券でチケット代はかからないのに、燃油サーチャージが高いので、それをを少しでも安くしようとしたからなんですね。

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しかも、マレーシアエアラインのビジネスにも乗ってみたいというのもあったし。

明日出発という前の日の夜、いつものようにJALのHPからwebチェックインしていました。

ところが、福岡空港で、「マレーシア航空はチェックインできていないので、乗り継ぎカウンターでやってくださいね。」と言われました。

ちがうエアラインの乗り継ぎなんて今まで気にしたことがなかったけど、やったことはあるはず。

ふんふん聞きながら、何も気にせずに旅立ちました。

 

 

そして、何も深く考えずに、ただワクワクして行ったんです。

シンガポールでの乗り継ぎ時間は2時間です。

あまりよゆうはないと思ったので、シンガポールに着いたらまず搭乗ゲートを確認して、それからすぐに近くの乗り継ぎカウンターへ向かいました。

10年ほど前にシンガポール・チャンギ空港で乗り継ぎの時に、かなり時間があったので空港の中を見て回ったり、フリーの市内観光に行ったりしました。

その楽しい記憶があったので、さっさとチェックインして新しくなったシンガポール・チャンギ空港をうろうろしよう!くらいの気持ちだったんです。

それが、乗り継ぎカウンターの方へ行くと、見たことがないほどたくさんの人たちが列になっていました。

これは順番待ってると時間なくなるなと思って、ターミナルの反対側にあるもう一箇所の乗り継ぎカウンターへ向かいました。

ターミナル1は広く、ターミナル反対側の乗り継ぎカウンターに行くまで、その間歩いて約10分と表示がありました。

けっこうな距離です。

なるべく足早に、途中気になるお店も横目に、やっと見つけた乗り継ぎカウンターは、なぜ?閉まっているじゃないですか。

この時にはなんとなく焦り出して、小走りに、さっきの長蛇の列の乗り継ぎカウンターに向かいました。

並びましたよ、もちろん。

でもですね、カウンターの客はなぜかみんな怒ってるみたい、トラブってるようでなかなか列が進みません。

もうすでにあと1時間くらいしかありません。

チェックインできない?もしかして乗れない?!

ここで、列からあまりはみ出ないようにしながら、空港職員の方を見つけて、フライトスケジュールを見せて間に合わないアピールをしました。

この段階では、もう必死です。

でも、その空港職員の方は、「いいからそのまま並んでて」的なことを言うんです。

いやいや、それじゃ間に合わないと思うんですけど!

でも、みんなちゃんと並んでるし。

そこで、ひらめいた!!

モバイルチェックインすればいいだけじゃないの♪

とマレーシアエアラインのアプリでチェックインしようとしたところ、なんか途中で認証用の確認メールが届かないんですね。

この時、半分はもうダメじゃない?!っていう気になりながら、ちょうど通りかかった、さっきの空港職員よりも偉い人っぽい方をつかまえました。

どうにか状況を説明すると、並んだ人を飛び抜かし、カウンターの前に横入りさせてくれました。

ふーっ、間に合った、と思ったら、もうチェックインの時間を過ぎていると。

そのチケットはもう無効だから、新しく買ってね、と。

 

この乗れなかった状況って、自分の責任になるんでしょうか?

それでもあきらめられなかった私は、搭乗口の方へ行きました。

すると、搭乗客はまだたくさん並んでいて、乗るはずだった飛行機は遅れていてまだ飛んでいません。

これって、いけるかも!!と、近くの職員の方にチケットを見せて説明したのですが、結局、無情にも乗れませんでした。

チェックインできていなければ、乗れないんです。

 

クアラルンプールの空港で妹夫婦と待ち合わせていて、翌日からマラッカに行く予定でした。

なので、どうにかしてクアラルンプールに行かないと。

でも、今からチケット買うって、深夜だし、高いし、空港にも自分にも腹立たしい。

なんであんなに乗り換えカウンターが混んでいたかというと、コロナで空港職員を減らしていたところ、観光客が増え出して対応が追いついていないということでした。

確かに、片方の乗り継ぎカウンターは閉まっていたし。

長蛇の列に並んでいる時に、周りの人もみんなずっと立ちっぱなしで疲れている感じでした。

ミネラルウォーターのペットボトルとチョコレートバーを配ったりしてたのは、やっぱり空港側でも迷惑をかけていると思っているからでしょうね。

カウンターでトラブってるような人が多かったのは、私みたいに間に合わなかった人がたくさんいたみたいです。

 

と、いま思い出したらなかなか面白い経験ですが、その時は必死ですよ。

せっかく特典航空券を使っているのに、お金出してチケット買いたくないし、そもそも、私がのんびりしてて乗り遅れたとかじゃないし。

 

シンガポール・チャンギ空港で助けられる

 

 

深夜の空港で途方に暮れて・・・いる場合じゃなくて、なんとかクアラルンプールに行きたい。

乗り継ぎカウンターでは話にならなかったので、インフォメーションに行きました。

でも、日本語は話せる人がいない。

私の英語じゃ、言いたいことがうまく伝わならい。

それでも一生懸命話していたら、後ろから日本語が耳に入りました。

「どうされましたか?」

振り向くと笑顔のその方、・・・あなたは神様ですか?

私の話を一通り聞いてくれたその方は、流暢な英語で乗り継ぎカウンターの方に交渉してくれました。

そして、さっきはチケットを買いなおせと無情に言われたのに、カウンターにちょっと偉い感じ方が来て、次の便に乗れるように手配してくれました。

素晴らしい交渉力です。

その方はオーストラリアに住んでいてこれから東京へ行くということで、自分は乗り継ぎの時間がまだあるからと、声をかけてくれたのでした。

ほんと、助かりました。

無事振替便のチケットを受け取るのまで見届けてくれました。

その時カウンターで、空港で使えるミールクーポンをもらったんです。

空港の対応が良くなくて、みたいな感じで。

お腹も空いていたし時間があったので、二人でそのミールクーポンが使えるレストランに行きました。

そうしたら、さっき乗り継ぎカウンターでトラブっていたような見覚えるのある方たちが何組もいました。

そのようなことがあり、その神様のような方とはメールアドレスを交換してお別れしました。

 

シンガポール・チャンギ空港は鬼門かもしれない

 

乗り継ぎの時間が足りなくてチェックインできなかった場合の対処法としては、『とにかくあきらめずに交渉する』です。

それと、次回からはモバイルチェックインしておくこと。

もちろん、自分が遅刻してチェックインできなかった時は、多分交渉したってダメですよ。

そして今回の反省ですが、それはスマホのこと。

私は海外に行く時には現地用のSIMカードをAmazonで買っておいて、それを使います。

今回は家族旅行ではなく私一人だったので、電話番号のないSIMカードを買っていました。

これが失敗の1つでもあります。

空港だったらフリーWiFiがあるので、まだSIMカードを差し替える必要がなかったのに、もしも落としたりしたらと、さっさと飛行機内でSIMカードを現地用のものに替えていました。

その状態でマレーシアエアラインのアプリを使ったからだと思うのですが、電話番号がないSIMカードだったので、モバイルチェックインの際の認証ができませんでした。

これ、成田で済ませておけばよかったんでが、コロナで海外なんて久しぶりで、乗り継ぎのチェックインのことなんてすっかり感覚が鈍っていました。

チェックインさえしていれば、飛行機は待ってくれるそうです。

ずーっと前に、チェックインはしていて、後搭乗口に行く時間を忘れていたら、職員の方に探されて走って行ったことがあります。

 

そうして、振替の便で無事クアラルンプールへ!とはいかず、また災難に見舞われました。

振り替えてもらった飛行機の、機体トラブルによる遅延、そして、荷物の紛失。

さらに、予約していた帰国便が消滅・・・

なんと、旅程で乗っていない便があれば、その便以降の予約は勝手にキャンセルになるそうです。

この、キャンセルになった便を復活してもらうための交渉は長くかかりました。

さらに、私を窮地から救ってくれた神様のような方も、帰国時の手荷物をチェックするときにPCを紛失してしまうという、災難に見舞われていました。

シンガポール・チャンギ空港は鬼門かもしれません。

 

 

 

 

 

 

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